こんばんは 🙂 今週は寒い日が続いていましたが、今日は久しぶりの晴天でした。午前中川本町へ床下点検に伺いました。
昨年末に屋根と天井の補修工事をされた際に大工さんがお部屋に入って、床がブカブカするのを見つけて、床下に入ってみたところ木材の腐朽がかなり進んでいる状態だったそうです。シロアリ被害の心配もあったため、ご主人様からご連絡を頂いて、私たちが点検することになりました。
「木材腐朽菌」とはカビとは異なる、木を媒介にして成長するキノコと同じ仲間です。湿気の多い床下で、木材を栄養にしながら繁殖していき、木材をスカスカにして、腐らせます。そして腐朽菌の繁殖する状態は、シロアリにとっても好条件となり、腐朽菌の被害が有るところにはシロアリの被害も出ていることが多いです。
床下全体を点検したところ、日当たりの悪いお部屋の床下が特に腐朽菌が繁殖していました。ずいぶん前にシロアリの駆除工事をされたとのことで、過去の蟻道も確認しましたが、現状シロアリの生息はないようです。シロアリ工事をされてからかなりの年数がたっていて、なにより腐朽菌の繁殖がこれ以上広がらないように、防蟻防腐の薬剤処理をご提案させていただきました。すでに根太や床板は新しいものに交換しないといけない状態で、大工さんが入られるので、新しい木材に被害がいかないようにしっかり対策させていただきたいと思っています。
シロアリ駆除と聞いたら、シロアリだけの駆除というイメージがあると思いますが、しろあり駆除剤には、防腐効果、防カビ効果もしっかりあります。床下の木材の状態を目視だけでなく、テストハンマーを使用するなどしてしっかり点検して、早めに対処することが大切です。
床がブヨブヨする、湿気が多いなど気になる方は、メンテナーズ田中にご相談ください。この道20年のプロの目で木材の劣化状態などを丁寧に確認しています 🙂
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